HAUNTED-666
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真・女神転生 IMAGINEのプレイ日記などw
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Gentle awakening
※甘いです


清涼感のある香りが鼻孔をくすぐる。
これはオーカの香り?

ー僕の好きな薫りだ。

目を覚ますとそこは見覚えのある場所だった。
エリアンにある清野の自宅である。
心配そうに覗き込んでいた女性はmizuhoだった。

「あ!アジュさん!アジュさん!清さん目覚ました!!!」

大声でアジュマーンを呼ぶmizuhoに半透明のパーテーションの向こう側で
人差し指を口の前に立て静かにするように促す。

「あっごめん!起きたばかりだものね。大丈夫?」

まだ頭の中に霞が掛かったような感覚は抜けないが、
それも次第に晴れていってるのがわかる。
体はディーヴァであればキベリスクに戻れば大体元通りだし
何よりアジュマーンが回復魔法を施してくれたのであれば問題は無いはずだ。

「ん、大丈夫。それよりもこの香り…mizuhoちゃん?」

「そそ、清さん好きだって言ってたから…起きた時その香りがしたらいいかなって…」

mizuhoの表情が曇る。あの部屋で何をされていたのか見たからに他ならないが、
あれは、拷問だ。肉を抉り、血を滴らせ、骨を削る…。
あそこに囚われていた魔族、天族が精神を崩壊させられたように空虚な表情になっていたのはそのせいであろう…
想像もしたくない…アレがずっと続くなんて。
あの苦痛はもう経験したくはない。

「…ありがとう」

ゆっくりベッドから起き上がってベッドの端に座ったまま傍らに居たmizuhoを抱き寄せる。
柔らかくて暖かい、ふわっと香ってきたのはエリュシオンで売っていたルニメのコロンだろうか。
その穏やかな感覚に少し張りつめていた神経が脱力するのを感じた。

「おちつく…」

さらに抱き寄せて密着し首筋に顔を埋める。

「ちょ?!清さん??!」

「ごめん、後もう少しだけ、このままで…」

アジュマーンはこっちに背を向けて待つ姿勢を取ってくれた。
mizuhoはそれを確認して清野の背中に手を回す。

「はいはい、少しだけだよ?」

そういう彼女は頬を少し朱く染めつつ。
子供をあやすように軽く背中を撫でた。
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