HAUNTED-666
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真・女神転生 IMAGINEのプレイ日記などw
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Cooperation of hostile tribes
インタルディカに現れた魔族は彼自身の状態異常解除と同時に
アジュマーンがピュリフィケーションを同時に何十回と重ねていくことで
あの漆黒の闇のようなdotが解除出来た。

左手首から先も彼自身の回復魔法で傷は癒え、
今は独房のような場所で幽閉されていた。

ユベントス並びに調査官と彼を捕まえた清野のPTメンバーのみで彼への尋問が始まった。
狭い独房の中での尋問、部屋の中は少し人の体温で空気が生暖かく感じた。
質素な木製の机を挟み反対側に魔族と彼を拘束している監察官。
こちら側に調査官2名、ユベントスと清野、アジュマーン、misuhoがいる。

魔族のキュアウイングは名前を ロイ・カーティス と名乗った。
勉強熱心なディーヴァらしく天族魔族両方の言語が判り、
龍族、クラル、ライカンの言葉も熟知していた。

彼は顔立ちは幼かったが、もう数百年も生きているディーヴァだった。
天族と魔族が争う事に疑問を抱く一人で、天族、魔族、龍族や煉族、その他の種族の文献を読みあさって
アトレイアが何故このようになったのか調べるために一人潜入を繰り返していたらしい。
話を鵜呑みにするわけでも無いが、とりあえず彼はその途中で何者かに捕まりインタルディカのどこかに拉致され、
そこであの状態異常スキルを受けたらしい。
その際、顔を見る隙もなく気配すら悟られずに気絶させられた事から相手はかなり拉致行為が手慣れた者のようだ。

「と言う事は、あの未知の状態異常は誰が掛けたかわからないと言うことだな?」

「イイエ、私が確認出来たのは捉えられた後に閉じ込められていた石牢のような場所と、
奇怪な器具に、悲鳴、魔族も天族もいたと思いマス。二つの言語がきこえました。
アト茶色く薄汚れたローブを着た人物…この人物がもしかしたら…」

「術士かと?」

「ハイ。しかし朦朧としていたので記憶があやふやで…」

バンッ!

木製の机が割れるのではないかと言うくらい強く叩かれた。
音の主はシールドウイングの調査官、ヴァンスだ。
その表情には怒気が孕んでいる。

「手緩い!正しい情報をくれるとは限らん魔族にこのような尋問では
舐められますぞ!しかも全て証言は核心に触れない事ばかり…
まさか貴様、間者として送り込まれたか!」

もの凄い剣幕でまくし立てるヴァンスにユベントスは またか… といった感じで額に手をやった。
ヴァンスは排他的なディーヴァで魔族に対する嫌悪感をはっきり出す人間の一人だった。
彼がアビスでの戦闘の際、口に出すのもおぞましい残虐な方法で魔族の捕虜に手を下したという話は記憶に新しい。

今も放っておけばこの気の弱そうな魔族のキュアウイングを同じ方法で屠りかねないような雰囲気だ。
険悪な雰囲気の中誰もがこの場を収集出来ずにいた。

「…かといって噛みついた所でこの人、何も言わないと思いますよ。
ってか言えない。だって本当に知らないみたいだもの。目をみればわかる。」

飄々とした声に一気にその場の毒気が抜かれる。
いつも良いタイミングでアジュマーンは言葉を発する。
頭の血管がブチ切れそうだったヴァンスもこの絶妙なタイミングに少し勢いを落とされた。

しかしまだ納得の行かない様子のヴァンスは更に言葉を続けようとした。
が、その前にアジュマーンに笑顔を向けられ「ね?」と言葉を制止させられる。

きっと彼に言葉で勝てる者は居ないだろう。
記憶にある限り清野の知り合いの中では一番の古株のディーヴァだ。
清野自身も職の違う彼に教わる事は多かった。
経験が豊富で治癒職の立場からでも戦闘する者の動きやスキル、
敵種族のそれまで幅広い知識を持っている。

この間も同・異種族スキル考察レポートの提出会でもかなりの好成績を残したようで、
エリュシオンのエリオス大広間で表彰もされた。もちろんそれ一回だけではない。
天族、魔族両種族を勉強してきた彼だからこその言葉だろう。

そしてここにはそれを知らない者も居なかった。
素直に彼の言葉を受け入れるしかないだろう。
それをはねのけるほど愚かな行動を起こす者は居なかった。

「かといって、尋問が終わるわけではない。
とりあえず、君がどこから抜け出して来たのか。
それを特定するためにも実地で色々聞かせて貰おう。
もちろん拘束具は付けさせて貰う。
一応君は捕虜なのだからね。」

ユベントスの紳士的な説明に
魔族のキュアウイング、ロイはゆっくりと頷いた。
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