HAUNTED-666
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プロローグ―闇に染まりし者(Dyed in darkness)
闇に染まりし者(Dyed in darkness)

プロローグ



—絶望の光が仄暗い欲望を呼んだ。その闇の深さは誰にも計り知れない—



鈍色の雲がインタルディカの空を覆う。
小粒の雨が降り出し、乾燥し乾いた土地にしみ込んでいく。
アンデッドの巣窟となっている起伏の激しい土地、メデウス荘園
いつも以上に陰鬱な雰囲気を醸し出していた。

(今さっきまで晴れていたのに…)

そう独り心の中で愚痴りながらディーヴァは
雨避けの被り物を取り出して纏い、中断していた採集を再開した。
この単調作業とメデウス荘園の雰囲気が余り好きで無い上に、降り出した雨。
ディーヴァのやる気を削ぐには十分の条件だった。
案の定、マテリアル抽出の為に翳された手のひらは気の集まりが悪く、
集中力を必要とするにも関わらず、それは散漫になっていた。

採集袋の中を覗く。一応製作に必要な量は有るようだった。

「今日は気分も乗らないし…いいや、やめよ。」

ディーヴァは採集の手を止める。
散漫であったが少ないながらも向けていた集中力を切ったその時、
瞬時にしてディーヴァの背筋が凍った。
背後からとてつもなく重々しい空気が感じ取れたからである。

「な…に…?」

振り返ったディーヴァの瞳孔が光を受けて収縮する。
そこには真っ黒な人の形をした“何か”が青く燃える両手をこちらに伸ばしていた。
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